
兼業、低資金、スイングで2027年に貯蓄1,000万円を目指してFX、仮想通貨に取り組んでいるFPです。
前回の投稿で日足MACDが本当に有効なのか、を検証してみましたが、今回は週足の場合、どうなのか。
また週足での活用法についても検討してみます。
長期保有のスイングスタイルの方には参考になると思います。
目次
過去検証(豪ドル円)
まずは以下が前回の投稿です。
是非参考にしてみてください。
今回はトレード頻度の高い豪ドル円のチャートを
分析対象にしており、週足で分析してみました。
MACDをどのように捉え、どのポイントで売買していけるのか、
そのあたりについてお伝えします。
改めてMACDについて以下、ご確認ください。
水色のライン:MACD
オレンジライン:MACDシグナル
MACD=短期EMA-長期EMA
MACDシグナル=MACDのEMA
0.000以下の水準の赤いヒストグラム(濃、薄)=売りの強弱
濃い=売りが強い、薄い=売りが弱い
0.000以上の水準の緑のヒストグラム(濃、薄)=買いの強弱
濃い=買いが強い、薄い=買いが弱いで構成されています。
では豪ドル円のチャートを見ていきます。

豪ドル円週足20211010
2020年9月から2021年9月のチャートです。
長期で見ればコロナショックから6か月が経ち、株の上昇とともに
豪ドル円も上昇トレンドを形成したあと、2021年6月あたりから
下落の調整が入り、さらに上昇していけるか
という局面。
このチャートで
売り①②
買い①②
の4ポイントについて分析することで
MACDの有効性、活用法をお伝えしていきます。

豪ドル円週足20211010
売り①
コロナショックから上昇した後、下落の調整局面ですが、
【ポイント】
◆MACDの水色のラインが下向きに少し角度が変化したところ
で売りを仕掛けることで優位性の高いポイントでエントリー
できると考えます。
デッドクロスするところまで待つとかなり下がってしまう為、
MACDの遅効性を考えると兆候がでてきたところでのエントリーに
優位性が高いと考えます。
買い①
【ポイント】
◆ボリバン-2σまで下落したこと
◆MACDの売りのヒストグラムの濃い赤が薄い赤に変化したこと
◆MACDの水色のラインが少し上向いてきたこと
上記を根拠に買いのエントリーが可能と考えます。

豪ドル円週足20211010
売り②
この売り②は買い①の利確ポイントとして分析してみました。
【ポイント】
◆買いのヒストグラムが濃い緑色から薄い緑色に変化したこと
◆ボリバン+2σをタッチしたあと揉み合い
◆MACDの水色のラインが下向きに変わってきたこと
上記が確認できたタイミングが売りのポイントと考えます。

豪ドル円週足20211010
買い②
ここについては2021年10月10日現在のチャートですが、
買いエントリーのポイントです。
その点についてお伝えします。
【ポイント】
◆MACDの水色のラインが少し上向いてゴールデンクロスしてきそう。
◆売りのヒストグラムがだいぶ小さくなってきたので緑になって
くれば上昇の可能性が出てくる。
◆ロウソク足はすでにある程度の上昇をしたところではあるが、
MACDの0を上抜ければ続伸の可能性が高まると考えます。
1点懸念点を挙げるとすればボリバンの+2σが下向いてきている点。
スクイーズしてくればプライスアクションが収斂してくる為、値幅が限定的になる可能性が出てきます。
そうなると
直近高値を上抜けてくるかが重要なポイントとなります。
まとめ
MACDは週足でも有効である、と考えます。
基本的な活用法は日足と同様ですが、
握っていく場合には有効
大局の方向性を分析する上では非常に有効
少しでも皆様のトレードの一助となればと思います。
今月も退場しないよう地道に頑張ります。
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